君に、胸キュン。

愛してるって簡単には言えないよ-ほぼリアコ論

僕はあなたに あなたに ただ 会いたいだけ

推しに会うためだけに生きている、みすぼらしく欲まみれなメンヘラオタクのみなさま、こんにちは。平井堅のノンフィクション、いい歌ですね。

 11月最後の土日が終わろうとしています。私はイベントが終わり京都から東京へ帰るため新幹線に乗っています。ラッキーなことに混み合っている自由席で座れました。人口密度が高くて蒸し暑い車内、周りの人達が食べているお弁当の臭い、両隣に座る見知らぬ汚いおじさん。五感のうち3つが現実を突きつけてきて気分は最悪です。せめてもの抵抗で相対性理論を聞いて紅茶花伝を飲んでいますが、効果はありません。さっきまで推しと同じ空間にいた時の爽やかな気持ちが、乗っているのぞみにも勝るスピードで濁っていきます。ああ、気持ち悪い、気持ち悪い。

今月はイベントがとっても多い1ヶ月だった。ほぼ毎土日イベントで(1割くらい行けなかったけど)。週末イベントでテンションがぶち上がり、その反動で平日は死んだような気分だった。それが毎週繰り返されるものだから、気持ちの落差が気持ち悪くて気が狂ってしまうんじゃないかと思った。

そして今はこれまでにないくらい気持ちが沈んでる。色々終わってしまった虚無感と喪失感も同時に襲ってくる。ああ明日からどうやって生きていけばいいのかなあ。普通に仕事して、ご飯食べて、お風呂はいって寝る気力もないぞ。それでも、来週の何もない土日を過ぎた頃には精神状態は平常運転になってるんだと思う。現実ばかりの日々に慣れていくんだと思う。現実なんか、慣れなくていいのに、慣れるくらいなら一生沈んだまま推し推しのいる世界に想いを馳せていたいのに。

 

今日は帰ったら会社に提出するメールを作成して、お風呂に入って、明日の準備をして明日に備えて早く寝るんだ。推しに会うにはお金がいるから。お金を得るには元気に生きて働かなくてはいけないから。生きることも働くことも希望なんだ。がんばれ、私。がんばろうね、みんな。